防災センターへ行ってみて感じた事

ライフスタイル

意外と近場にある防災センター。
冬休みで引きこもってばかりで子供たちは飽き飽きしている様子なので、
入館無料だし色々な体験もできるとの事で、家族で遊びに行ってきました。

今日はその時に感じた事をまとめてみようと思います!

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実際に体験してみたよ!

煙の充満した部屋からの脱出

火災発生した建物内を再現した部屋に入り、
出来るだけ煙を吸わないようにしながら、出口を目指すという簡単な体験。


コースが2つあって、
①2階から1階の出口を探すコース
②1階の端から端へ出口を探すコース



子供たちもまだ小さいという事で、簡単な②のコースを体験してきました。
コース自体は短い距離で、部屋の中は出口誘導灯と火元の明かりのみ。


吸い込んでも無害な白色でほぼ無臭の煙が充満しており、
光源が非常に弱いので薄暗い上に、煙で視界はぼんやりとしていました。
全く見えないわけではないけれど、やはり前が見にくいと感じました。


また部屋の中には扉がいくつかあり、開かない扉もあるので
手探りで正解の道を探すという、ちょっとした迷路のような感じ。
部屋の中にはセンサーがいくつもあり、姿勢を低くしていないと
アナウンスが入るような仕組みでした。


しっかり屈んで、扉をいくつも開けるというのは結構大変でした。
低姿勢で移動しつつ、乳児や子供を抱きかかえて避難って難しいなと感じました。
これは体験しないと分からなかった事なので、新しい発見でした。

風速体験

風速体験は、8畳くらいの小部屋に小さな段差の上下段に手すりがあって、
3Dメガネを装着し前方のスクリーンを見ながら強風に当たるという体験。
風速10km、20km、30kmの3段階あり徐々に風速が速くなるというもの。


これは私は部屋の外のモニター越しに、主人と子供たちが体験しているのを観察。
え?なぜかって?


髪が乱れるのが嫌だからです(笑)


主人曰く、
「風速30kmは、立っているのが難しいと感じるくらいの強風だった。」との事。
一方、私はというと子供たちの直立不動で乱れまくる髪が非常にシュールで笑っていました。
ごめんね(笑)

地震体験

地震体験では、震度5〜7度の横揺れを体験できるというもの。


係員さんの話では、縦揺れは人に恐怖心を強く感じさせるので
シュミレーターでは、ビル10階くらいの屋上で感じる
横揺れを再現しているとの事。なるほど!


今回は、子供たちが小さいとの事で震度5度までしか体験できず。
子供たちは幼稚園の避難訓練をしっかり覚えていて
「クッションかぶって机にかくれるんだよ!」と
教えながら実践していました。

冬の北海道でまた地震が起きたら?

今回、防災センターを見学していて一番興味深かったのが
冬場の被災を想定した実演ビデオです。


抜粋すると、

  • 社内でも−10℃近くまで冷え込む
  • 寒すぎると熟睡できず、何度も目が覚めて起きてしまう
  • ダンボール製の簡易ベッドが良さそう(床からの底冷えを防いだり、移動設置が楽)

というもの。
なので、備蓄品に携帯カイロは必須だなと感じました。
寝袋まで用意するのは、ちょっとすぐにはできないけれど
カイロくらいならすぐにでも用意しなきゃいけないと思いました。

北海道胆振東部地震の教訓を振り返ってみた

去年、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震で被災しました。
早いものでもう4ヶ月も経つんですね…。
当時、出産を終えてすぐだったので今でもよく覚えています。


その時に得た教訓を活かせているか、改めて振り返ってみました。

  • 車の給油をこまめにするようになった
  • 子供たちのオムツやおしりふきなど衛生用品を多めに備蓄するようになった
  • ガスコンロを購入し、ガスボンベも10本は常備(我が家はオール電化で非常に困ったので)
  • 現金を手元にいくらか余分にもつようになった
  • 子供の衣服(肌着やTシャツ)を増やした

上記以外に、反省点として

  • 食料貯蔵をもっと増やす必要がある(乾麺や水や米くらいは多めに備蓄したい)
  • ラジオまだ買ってない…。

などなど、改めてちゃんと備えないといけないなと思い起こされました。

まとめ

  • 子供たちは体験や展示物が楽しかったようで、満足そう
  • 主人も終始子供のように体験を楽しんでいたようで、家族みんなが楽しめた!
  • 実際に体験してみないと分からないことが多いなと思った
  • 改めて、備蓄を頑張ろうと思った
  • できる備えをコツコツと長く続けようと思った

以上!